疫病神が通る福島のヨウカトウカ。ササガミサマが通る茨城のコトヨウカ/福島・茨城など

福島県東白川郡塙町では、2月8日、10日は「ヨウカ、トウカ」とそれぞれ呼ばれ、疫病神が通る日とされるそうです。

2月8日の朝早くに目かごを門口にかけ、2月10日に、はずします。
この日には疫病神が通るというそうです。
目かごをつるしておくとその目ににらまれて厄病神はひきかえすのだとか。

なお、夏の8日10日は山にいくもんでないといわれている。
この日山に行くと疫病神にさらわれたり足をいたくするということです。

東京や神奈川など南関東地方で、2月8日、12月8日には一つ目小憎や箕借り婆が通る日とされており、ヨウカゾウやコトヨウカなどと呼ばれています。おそらく、その行事の類型だと思います。一つ目小憎が目カゴを恐れるのは、「目の多さ」ですが、ところ変われば鬼も、カゴやザルを恐れるという地域もあるようで、江戸時代には籠目文様の服に鬼除け、魔除けの模様とされていました。

人をさらう一つ目小憎だとか、疫病神だとか。
なぜ、この「2月8日/12月8日」には鬼や悪神が「通る」のか?
その疑問には、北関東地方に伝わるササガミサマが答えてくれるかもしれません。

北関東地方でも2月8日、12月8日をコトヨウカと言います。
しかし、庭先にたてておくのは目カゴではなく、こちらはクマザサ、またはシノを束ねたもの。
シノやササを三脚の形にして、さらに、うどんやソバなどの麺類を乗せたりもするそうです。
これをササガミサマと呼び、山から里へ降りてくる山の神(おそらく春~秋は田の神になる)にお供えします。

現代でもザルソバ、ザルウドンなど、麺類は、通常、ザルなどに乗せるものです。
このササガミサマが本来のコトヨウカの姿だったのではないでしょうか。

なお、余談ですが2月8日~10日は(主に東日本)各地で、山の神が降りてきて田の神になるとされます。
山に入ってはいけない日とされたり、山に納豆を持っていってはいけないとされたり、臼をたたいたり、正月の松飾りを燃やしたりします。

【ニュースソース】
http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiCard/1420153.shtml
http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiCard/1390063.shtml
http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiCard/2190141.shtml

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック