豊作と被害防止願い 片品の武尊神社で猿追い祭/群馬

群馬県片品村の伝統行事「片品の猿追い祭」が、片品村花咲の武尊神社であったと記事になっていました。

この行事は、約300年の歴史のある祭り。
サルによる農作物被害の防止と来年の豊作を祈って旧暦9月の「中の申の日」に行われるもの。
以下、記事中の文章を引用します。

「ヒツバン」と呼ばれる住民が拝殿前で東西に向かい合い、「エッチョー」「モッチョー」の掛け声で赤飯を投げ、拝殿で謡(うたい)を交わす。最後の曲「千秋楽」が始まると、半紙を口にくわえた白装束の猿役の住民が飛び出し、拝殿の周囲を右に三周した。

 猿役を追い越すと不作になる言い伝えがあり、ヒツバンや参拝者らが注意して追った。猿役は、花咲地区のかじ屋と山崎下方に住む星野姓の男性に限られ、今年は山崎下方の星野政男さん(53)が務めた。


赤飯を投げるということから、ヒツバンとは、赤飯を保管する「おひつ」の番、櫃番の意味でしょうか。
また、この行事のなかで悪役とも言える猿役が星野姓に限られるというのも気になります。
追い払う側が、宮司や氏子の血筋など、決められた者が演じるのはよくある例ですが、「追われる側」、つまり弱者、または異端者を、同じ姓のものが演じるというのは、古い因縁のようなものを感じます。

この祭りも、現在でこそ「サル」とされていますが、もともとは山の民を象徴したものか、あるいは山の神、山の鬼の変化したものか。なにか古いかたちの争いが神事化したもののように感じます。そういう視点で考えると、300年どころか、もっと古い歴史につながるものを感じます。

【ニュースソース】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20091102/CK2009110202000133.html

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