スネカに「良い子」約束 大船渡で小正月の伝統行事/岩手

大船渡市三陸町吉浜の「スネカ」が2010年1月15日夜、行われた。恐ろしい形相の面を着けたわらみの姿のスネカは「悪い子いねぇがぁ」と家々を回った。 スネカは子どもの健やかな成長や大漁を願う小正月の伝統行事。 炉端から離れない怠け者のすねにできる斑点をはぎ取る「スネカワタグリ」が語源とされ、怠け者を懲らしめるとされます。 【ニュースソース】 http://www.iwate-np.…

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『悪い子はおらんかー』 門前でアマメハギ/石川

奥能登に伝わる「アマメハギ」が2010年1月6日夜、輪島市門前町皆月で行われたと各紙が報じていました。 奇面を付けた若者が「怠け者はおらんか」などと家々を巡って厄払いをする行事です。アマメハギは、七日正月の前夜の厄払い行事として約450年前から伝わるとされていますが、おそらくもっと古い習俗でしょう。秋田のナマハゲと違い、アマメハギは、烏帽子に狩衣姿。お面は天狗面や猿面などの形相のガチャ面と…

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「アマハゲ」が怠け心戒め 遊佐・正月の伝統行事/山形

遊佐町吹浦地区に伝わる伝統行事「アマハゲ」が2010年1月1日夜、滝ノ浦集落で行われたと山形新聞で記事になっていました。 「じじ面」と呼ばれる翁の面を付けてアマハゲに扮した若者が家々をまわり、こどもや地域住民の怠け心を戒める。 習俗として、「ナマハゲ」に似ていますが、鬼のようなツノやキバを持たない「じじ面」であるところが、より古い習俗のスタイルを色濃く残していると言えそうです。 【…

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アンガマ、現世で珍問答 旧盆ウンケー/沖縄

旧盆初日「ウンケー」の2009年9月1日夜、八重山の各地で、伝統行事「アンガマ」が行われたと沖縄タイムスで記事になっていました。 仏壇に料理や果物を供え、グソー(あの世)からの使者とされるウシュマイ(爺)、ンミー(婆)、ファーマー(子孫)らを出迎えたと写真入りで紹介されています。 ウシュマイとウミーは裏声で見物客らと珍問答を展開するらしく、問答をするという点、「爺と婆」という組み合わ…

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「仮面神ボゼ」が悪霊払い/鹿児島

鹿児島県・トカラ列島の悪石島(十島村)で2009年9月4日、伝統行事「ボゼ祭り」が行われたと各紙が報じていました。 「仮面神ボゼ」が島民から悪霊を取り払い、旧暦のお盆を締めくくるといわれます。 また、ボゼの持つ棒に付いた赤土をつけられると、体が清められ、女性は子宝に恵まれるとされるともいい、五穀豊穣や子宝祈願の神としての側面も持つようです。 ボゼの起源や由来は不明で、以前はトカラ列…

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「一日神」五穀豊穣願う 国頭村安田、伝統のシヌグ/沖縄

五穀豊穣を祈る祭事、国頭村安田のシヌグが2009年8月22日に行われたと琉球新報、毎日新聞などで記事になっていました。 山に入り「一日神」となった男性らが集落の邪気を払う「山ヌブイ」のほか、女性らが踊る「ウシンデーク」などが行われたと紹介されています。 シヌグは「ウフ(大)シヌグ」と「シヌグンクヮー(小)」が1年交代であり、ことしは「ウフシヌグ」に当たる年とのことです。 男性ら…

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鬼“来襲” 奇習「あまめん」幼児号泣 福井市白浜町/福井

福井県福井市白浜町にの伝統行事「あまめん」が2009年2月3日夜、同町内で行われたと福井新聞で記事になっていました。 450年以上前から伝わる節分の奇習。 シュロやわらのみのをまとい、厚紙で作った面をつけて「あまめん」が集落の家々を訪れて子どもの成長と無病息災を祈願した。 記事中では、「あまめん」は「鬼」であると説明されていますが、少々、疑問です。 はたして、本当に「鬼」と言い切…

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大船渡でスネカ/岩手

大船渡市三陸町の吉浜地区で2009年1月15日、小正月の伝統行事「スネカ」が行われたと各紙が報じていました。 五穀豊穣などを願い、江戸後期から続くとされる行事。 恐ろしいお面やみのを身につけ、小刀を手に、「なぐわらすぁ(泣く子)いねぇが」、「かばねやみぁ(怠け者)はいねぇが」と言いながら家々をまわる。 スネカは暖かい炉端にばかりいる、怠け者のすねにできる赤い火形をはぎ取る、「すね皮…

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悪霊吹き飛ばせ 「サティパロウ」/沖縄

宮古島市上野野原の伝統祭祀「サティパロウ」が2009年1月20日夕に行われたと記事になっていました。 一年の厄を払う伝統祭祀で、サティ(里)パロウ(払い)の意味。 子どもが仮面をかぶって来訪神「パーントゥ」に扮し、つる草を身に着けた女性たちを引き連れて集落内を練り歩いて1年間の悪霊、悪疫を払うというもので、以下のように行われるそうです。 古井戸「ニーマガー」近くの十字路に集まる…

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小浜で伝統行事 「戸祝い」 集落巡り豊作願う/福井

子どもたちが無病息災や五穀豊穣を祈願して家々を回る正月の伝統行事「戸祝い」が2009年1月10日、小浜市の新保区で行われたそうです。 家々をまわり、戸祝い唄うたって、家の戸口を戸祝い棒で叩いて回る行事。 各家をめぐってお菓子をもらうなどは、ちょっとハロウィンにも似ていますが、とくに仮装などはしないようです。 もともとは男子のみの行事で、福井県遠敷郡などではホトト(祝戸か?)などとも言わ…

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怠けていると あまめはぐぞ/石川

子どもの怠け心を戒める伝統行事「あまめはぎ」が2009年1月6日、輪島市門前町皆月で行われたと記事になっていました。 ・石川県輪島市門前のアマメハギは、新潟県村上市のものと異なり、大人が怠け者の子供たちを戒めます。 ・かぶる面は、猿や天狗面などさまざま。 ・手にもつのはノミや木槌。 各地でさまざまです。「似たようなものだから」と混同させず、それぞれの文化を大切にしたいものです。 …

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村上で伝統のアマメハギ/新潟

村上市の伝統行事「アマメハギ」が6日、同市大栗田で行われたと新潟日報で記事になっていました。 いわゆるナマハゲと同系統の行事ですが、この地域のアマメハギはナマハゲと大きく異なる点があります。 ・主役であるアマメハギを演じるのは子供であること。子供が面をつけて、怠けた家人たちを戒めます。 ・面は、天狗や獅子の面などさまざま。 ・手に持つのはすりこ木やおろし金など。 ・以前は1月2…

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遊佐町吹浦で「アマハゲ」行事 子どもの怠け心を戒める/山形

遊佐町吹浦地区に伝わる正月の伝統行事「アマハゲ」が2009年1月3日夜、女鹿集落で繰り広げられたと記事になっていました。 秋田県男鹿に伝わるナマハゲと同系統とされますが、次の点がちがうようです。 ・ナマハゲと違って包丁を持たない ・わらみのの名前がケンダン(ナマハゲはケデ、ケダシなどと呼ぶ) ・赤面、黒面をそれぞれ赤ジンジ、黒ジンジなどと呼ぶ。どうやらどちらも男性らしい。  ナ…

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“トシドン”子供に喝/鹿児島

「甑島のトシドン」が2008年12月31日夜、薩摩川内市下甑町の6地区で行われたそうです。 トシドンは高い鼻と大きく裂けた口が特徴の年神さま。 大みそかの晩に子供のいる家々を回り、「親の言うことを聞いてるか」「手伝いをしているか」と問いただします。 子どもが「言うことを聞きます」と答えると、褒美の年もちを背中に乗せて立ち去るとされます。 【ニュースソース】 http://w…

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秋田で伝統行事なまはげ 雄たけび上げ、家々を訪問/秋田

大晦日の夜、伝統行事「なまはげ」が2008年12月31日、秋田県男鹿市であったと各紙が報じていました。 なまはげは、各村ごとに異なり、一般的には神の使いなどと言い伝えられます。 子供や女性を驚かせ、家で暴れるようなイメージばかりが伝えられますが、基本的に暴れることはありません。 家に入るまえに雄叫びをあげ、四股を踏み、悪疫や怠け心を退散させるための大きなアクションが誤って伝わっているよ…

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宮良結願祭、住民総出でミルク行列/沖縄

4年に1度の宮良村結願祭が2008年10月27日午後、国道沿いの宮良村拝所(オーセー)で行われたと八重山毎日新聞で記事になっていました。 結願祭は人頭税時代は毎年行われていたが、同税廃止以降は4年に1度、ネ、トラ、ウマ、トリの年に行われているとのことです。  前日には各御獄の神々を招いて神司が祈願。結願祭は住民総出で行う行事で、旗頭を先頭に子や孫を伴った弥勒(ミルク)、ザイ踊り、舞踊…

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来訪神に五穀豊穣願い 小浜島で結願祭/沖縄

小浜島の結願祭が2008年10月27日、ショーニチィ(正日)を迎え、嘉保根御嶽で伝統芸能を繰り広げ、豊作に感謝し、五穀豊穣を祈願したと沖縄タイムスなどで記事になっていました。 北は「ミルク(メーラクとも)」、南は「福禄寿(フクルクジュ)」を先頭に太鼓や棒、獅子舞の出演者が御嶽前の庭を一回りする「ザーマワリ」で始まり、迫力ある「棒」などを奉納したと紹介されています。 舞台の奉納芸能でも…

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幸せ願いミルク行列 27年ぶり、いしゃなぎら結願祭/沖縄

石垣市字石垣の住民でつくる石垣字会の「いしゃなぎら結願祭」が2008年10月26日、27年ぶりに開催されたと琉球新報で記事になっていました。 石垣の宮鳥御嶽の神に五穀豊穣を感謝し、字民すべての健康と幸せを祈願する行事。 石垣字会ではこれまで1895年、1923年、1950年、1981年に行われたということです。 ミルクやファーマー(子、孫)、地域住民らが集落を練り歩いたと紹介されて…

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パーントゥ現る 宮古島市平良島尻/沖縄

宮古島市平良島尻の伝統行事「パーントゥ」が2008年10月26日夕から夜にかけ同集落内で行われたと琉球新報などで記事になっていました。27日も行われるそうです。 「パーントゥ」とは、全身がくさい泥にまみれ、仮面をかぶった三体の神が集落内の人や物に泥を塗り厄払いをする伝統行事。毎年、旧暦9月ごろに出現し、住民や民家などに泥を塗って厄払いをし、幸福をもたらすとされます。 26日午後5時ご…

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鬼たちが砂を投げつけ災厄払い 五島・玉之浦「大宝の砂打ち」 /長崎

サンドーラと呼ばれる砂鬼が沿道の住民らに砂を投げつける「大宝の砂打ち」が2008年10月26日、五島市玉之浦町大宝であったと長崎新聞で記事になっていました。 大宝の言代主神社の豊作豊漁、無病息災などを祈願する例祭の一環で、サンドーラの投げつける砂には災厄を祓う効果があると言い伝えられます。 サンドーラのほかに、天狗(猿田彦)、獅子、おけを頭に乗せた女形のほか、くわ、杵、魚、稲などを持…

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真剣くわえ勇壮に 秩父・大日堂 浦山の獅子舞奉納/埼玉

埼玉県秩父市浦山の秩父十三仏霊場の昌安寺大日堂で2008年10月25日、縁日があり、激しく勇壮な舞で知られる「浦山の獅子舞」が奉納されたと読売新聞などで記事になっていました。 獅子舞は「祈願ざさら」。 三頭の獅子と道化の四人一組で舞う勇壮な舞いと紹介されています。 26日には、異形の鬼たちが山里の家々を巡って疫病神を追い払う行事「悪魔払い」も行われると紹介されています。 【ニ…

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仮面神ボゼが大暴れ トカラで奇祭/鹿児島

トカラ列島の悪石島で2008年8月16日、ボゼ祭りが行われたと産経ニュースなどで記事になっていました。 ボゼ祭りは、毎年旧暦の7月16日に行われるお盆の行事で、ヤシ科の植物「ビロウ」の葉で身を包み、赤土と墨で塗られた面を着けた仮面神ボゼが祭りの主役。 ボゼが手に持つ棒に塗られた赤土を付けられると、悪魔ばらいのご利益があり、女性は子宝に恵まれるとされているそうです。 【ニュースソ…

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ユネスコ無形遺産に「トシドン」など記載提案へ/鹿児島

文化庁は、国連教育・科学・文化機関の無形文化遺産の代表一覧リストに、雅楽や京都祇園祭の山鉾行事などにくわえ、鹿児島県薩摩川内市(甑島)の「トシドン」も提案すると読売新聞ほか各紙が報じていました。 トシドンは、大晦日に神に扮した若者が各家をまわる行事。秋田のナマハゲなどと類似点の多い客人神信仰の一種です。 【ニュースソース】 http://www.yomiuri.co.jp/nati…

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